映画鑑賞日記 海を駆ける
海や淡水を自然の中で泳ぐ、のは、気持ちがよいものです
knasada も、少なくとも48歳くらいまでは
海では何の苦もなくいくらでも(?)泳げてきていました
ところが、
目指す理由あって、自然の中でたまに
泳ぐ必要が出てきて、
あらためて、湖や海で泳ぐようになると
水というものを怖く感じるようになっているのに
気付きました
2016年8月 琵琶湖を1500m泳ごうと
オープンウォータスイムに出場
しましたが、呼吸が楽でなく、
また、見えない湖底も怖く、
数百メートルで途中棄権してしまいました
その後、芦屋の海でのアクアスロン(スイムとラン)、
1000mや500mを泳ぎきったものの、
海に直接入る恐怖はぬぐえなくなっていました
海は
泳ぐ楽しみ、風景を味わう楽しみ、を与えてくれる、存在です
また、おいしい素材も提供してくれる、ありがたい存在でも
あります
なぜ、
海で泳ぐのが
怖く感じるようになったのか?
大きな理由の一つは
心肺の衰え、
筋力の衰え、
という
自身の衰えでしょう
また、50歳を超えて、今さらながら知恵がついてきた、
海の怖さに気付いたのかも知れません
海への恐怖を克服するために
自身でできることとしては
心肺能力、筋力の向上、
取り組んでいます
メンタルでは
海と親しくなる、海に浸かってみる、
海を眺めてみる、水深に馴れる、
など、努めていこうとしています
目指すのは
海で難なく3000mくらいを
泳いで移動できる、ことであります
そんな今日このごろ、
海を駆ける、というタイトルの映画が
公開されると聞き、
公開二日目、某シアターで拝見してきました
いくつかの視点で
自身とのつながりも感じるこの映画、
楽しく観ました
怖いもの、恵みをもたらしてくれるものとは、海だけではなく、地域外からの力や他の自然物、宇宙から?など、いろいろあるのかも、と考えさせられました
二言感想は
風景美しく、物語素晴らしく、
です
(月並みな言い方でスミマセン)
インドネシア語で言うと
pemandangannya indah, cerutanya bagus
かな?
物語の舞台、アチェ周辺には行きたいと思いつつまだ行ったことがありません(某有名乳酸菌飲料はアチェ周辺にも供給されているらしく驚きです)
アチェからの連想は
イスラム法に基づく刑罰、独立運動、
三方海に囲まれた立地、
北スマトラやタイ周辺の地震津波被害、
などです
アチェには行ったことがないものの
スマトラ島への関心高く、スマトラ島へは
プライベートの旅行で2回、
仕事では10回くらい訪れてきました
スマトラ島で印象深いのは
パダン付近から見た、西に広がるインド洋の広さ深さ、
山々や湖や渓谷底の流れの美しさ、
ブキッティンギ近くの日本軍洞窟、です
海を駆ける、という映画をみて、
インド洋を身近に思い出せました
キーとなる人物は
記憶をなくしたのか、
名前がわからず、しかたなく仮称 海(laut)と
呼ばれることに。。。
ここに、アチェの人々、
インドネシアにゆかりのある日本人のそれぞれの物語が
重なりあい、と
交響楽のような、ジャズコンボの掛け合いのような、
どきどきしながら、進んでいくのでした
物語の中での重要人物を演じる太賀さんという俳優さんの
インドネシア語が自然で早口で、あれだけしゃべれたらいいなと
うらやましかったです
不思議な話ですが、海が怖くなる前に
最後に難なく泳げた海はジャワ島西部の
インド洋、でした。。。
海とは何か、海への敬愛、海への恐怖、海からの恩恵、
をあらためて、思い出せてくれた映像、
不思議な運び、全てが魅力的な映画でした
※写真は芦屋の浜辺から眺めた海、海での命綱であるスイム用ウェットスーツ。。。
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