鑑賞日記 ビンローの封印 🇹🇼
スマトラ島で時々見かけた、檳榔(びんろう)の屋台、
そして、観光ガイドのネルソンさんが、
檳榔や、似たような椰子(?)は嗜好品で
多くの人が噛んでは、ペッ とやるのが
どうもなぁ、と教えてくれて
ああ、嗜好品なんだ、と。。。
そういうと
ジャカルタの北部の通りに並んだ屋台でも
檳榔 の文字をよく見かけたような気が。。。
その後、日本に戻ってきて、びんろうのことは
すっかり忘れてしまってました
今年になって
唐十郎戯曲をむしょうに読み返したくなり、
また、芝居も味わってみたくなり、
長年見たくて見れなかった唐十郎戯曲の舞台を
探し始めたのでした
次は、やはり吸血姫、だな、
と満州ゆかりのネタつながり、で
探し始めたのですが
近々の開催が見当たらず、
ほかになにかないかな、と探して
いたところ、
唐組、が、四月に、テントでやるらしい、
とわかり、その日を待っておりました
紅テント、といえば、状況劇場、
学生時代に見に行きたいと思ったものの、
当時は、東京まで見に行く経済的余裕もなく、
情報は、チケット情報誌だけが頼り、と
実現できず。。。
黒テントも紅テントも天井桟敷も味わえないまま
時を重ねてきてしまっていたのです
紅テント、芝居、と見たさ募ってから
36年も経ってしまいました
そして、今年 観劇の機会に恵まれそうな唐組の
演目は、
と、更新されていく情報を追っていくと、
なんと、ビンロー が題材?!
ツキナミな言い方が悔しいですが、「とてもオドロキました」
というわけで、ビンローの封印、という演目についての予備知識ほとんどなしで
前売り券だけ買って
観劇の日を待ち続け、
四月二十九日、大阪 南天満公園で
人生初のテント芝居(サーカスを除けば)
拝見してきました
ネタばれになるので
内容や趣向にはなかなか触れづらいのですが
資料で公開されてる範囲から感想をいくつか。。。
冒頭、製造の方にとまったグジ、製造がつく杖、をみたとき、
あ、和製ジョン・シルバーか?、と思ってしまったのでした
懐かしい感じの登場です
グジが言葉を発するとき、
オウムが、そして、人形が、じつは。。。
というような展開も勝手に期待しながら、
カラオケ指導員の和辻さんと製造の掛け合いを
笑わせられながら、楽しんでしまいました
まと、テントの外から聞こえる物音、
ここは、天神橋のたもと、
水上バスのエンジン音も、
舞台を盛り上げる効果音か、
劇伴か、となっていたのであります
ちなみに
今回の席は
地べたにゴザ、整理券90番入手で
左側前方に座れて、その後前へ前へ詰めて、の
流れで、前列2、3列め、で
役者さんの息吹きを目の当たりにできる好位置、でした
こんな面白いお題、
25年前の日本で客入り少なかったと
資料にあり、信じられない、でした
大阪では
三回の公演で
テント撤収のようですが
いかに全国転戦とは言え
一回二百人くらいの観客で
キップが三千円台、
1日の売上と、トラックのレンタル代、
人件費、舞台装置(これは低コストの工夫をされてるのかもしれませんが。。。)、などなど
考えると心配になってきました 事前の整理券、整列、など、客さばきの声のとおり、動き、がてきぱきされていたことも、心地よく感じられました
劇伴なのか主題なのかが
まぎらわしい、
テレサテンや紙風船の歌、
昭和を思い起こさせてくれます
昭和の日に、
この演目を見れたことに感謝、です
舌足らずな感想ですが
ネタばれしないように書きましたので、ごかんべんを。。。
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