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鑑賞日記2017 トリイ初夢席 1月3日の回

昨年初めて、一部を拝見した、
トリイ初夢席、
今年は

二日目を
フルで、五時間、拝見してきました

落語、漫才に偏らず、諸芸の扱い、並べ、が
平等かつ意欲的、と今年も感じました

感想、です

演目についてのキーワードはほとんどが勝手なメモです


〈講談〉    旭堂南斗
   相撲、雷電為右衛門 八角との土俵のお話
   講談の説明もうまくまじえられておりながら
   大いに笑えました
   聴力が衰えてきているknasadaには
   前半で少し聞き取りにくい箇所もあったのですが
   メインストーリーはよく聞き取れて助かりました

〈落語〉    月亭天使
   新年ゆかりの噺 初天神
   女性の噺家さんで、話し方がきれいで聞き取りやすいです
   定番の噺を安心して楽しめました
   特に団子のところを上品に演じられているのに
   感銘を受けました

〈落語〉    露の団姫
   仏教落語、三途の川渡りの場面
   噺ももちろんおもしろく
   表現も素晴らしく、ですが、
   現役の僧侶であるとのことで
   仏様のお話がわかりやすく聞けて、
   ありがたかったです

〈歌〉     山口ももえ
   ゆりかごの歌、月の砂漠、ゴンドラの唄
   すきとおる歌いかたで、心が洗われました
   特に、ゴンドラの唄は、knasada自身も高校生のころよく歌ってみた名曲で懐かしく嬉しかったです

   中入りではアコーディオンをかぶりつきで聴かせていただけ、光栄です

〈漫談?〉    サムライ朝起太郎
   刃傷松の廊下など
   赤穂もののあとに、おそらく縁起物か何かの踊りを
   入れられるはずだったのだと思いますが
   お忘れだったようです
   踊りも見たかったです、ザンネン

   赤穂ものはもちろん大好きです

 中入り

〈漫才〉    ブランケット
   knasadaが大いに好む横山ホットブラザースのお弟子さんであると、
   この日の自己紹介部分で初めてうかがいました
   ボイパの入ったネタ、とても好きですが
   テンポ、聞き取りやすさ、場面設定とも
   ちょうどよく、笑うとともに感心してしまうことしきり、でした
   すでに、数年前に賞の場に姿を現されているようですが
   注目していきたい方です
   所属会社の関係で、賞へのノミネートに限界もあるのかもとは勝手な邪推です

〈歌〉     Miyky
   曲名間違ってるかもしれませんが、青いバックナンバー、愛はブギー、など、でした
   ミユッキーとお読みすればよいようですが
   パワフルな歌に、かわいらしいダンサーお二人を従えて
   ステージ狭しと、激しく踊って歌って、で
   楽しく盛り上がれました

〈漫才〉    ヤング
   伊達さんのお誘い、トリオ、などがキーワードのお話で
   設定、ところどころのどんでん返し、が絶妙でした
   話し方、客席への対し方、表情、など
   いやみがなく、わかりやすく、で
   聞いていて心地よかったです


〈女道楽〉   内海英華
   どんどん節と替え歌、さのさ、都々逸
   個人的には、都々逸に、勧進帳の三味線を挟み込んだ、あんこ入りが大好きです

   昨年度も同じようなこと言ったかも知れませんが
   暁照夫さんの芸風が好きなknasadaには
   内海英華さんの三味線と唄がたまらなく楽しいです

〈津軽三味線〉 内田實・池上涼子

   曲弾き合戦、じょんから、新節、など
   昨年も聴けたのですが、今年は前の方の席で
   弦の響き、バチのカツカツという躍動を
   感じることができました
   弦楽器なのか打楽器なのか、
   いや太棹だ、という存在感がスゴいです

〈マジック〉  キタノ大地
    和風マジック、手妻
    昨年も楽しませていただいた手妻や和風マジック
     今年は前方下手からの拝見で
     タネが見えるのでは、と淡い期待を
     抱いたのですが、
     全くわからず、首をひねるばかりでした

     特に、濡れていた塊が手のなかで
     乾いた紙吹雪になってしまったのには
     全くすりかわりタイミングがわからず、
     とても不思議でした

 中入り

〈歌〉 KENGO×MINAKO
      365日の紙飛行機、ポーズで遊ぼう、Saving all my love for you
     昨年、ダウンロードで曲を購入させていただきました
     ソロもハーモニーもゆらぐところなく
     安心して聴けます
     この場、この聴衆、にあわせた選曲、
     悩まれるところかもしれません

     また、ライブでお聴きしたいです

〈漫談〉 ナオユキ
   昨年も拝見しており
   ネタの内容はある程度想像できていたのですが
   全編大笑いしてしまいました
   今年のご活躍が期待されます

〈浪曲〉 春野恵子
    おさん茂兵衛
   新春の限られた時間での演目に
   なぜおさん茂兵衛なのか、は
   測りきれませんでしたが
   春野恵子さんの声は、語りも節もよく通り、
   おさん茂兵衛のストーリーの展開、
   ハラハラしながら聴いていました

   二十数年前に、柏原を訪れたときに、
   おさんゆかりの表示を見て実在の事件だったことを知り
   おさん茂兵衛の演目をみたいと思ったのですが
   この日まで人形浄瑠璃も落語もみる機会に恵まれて
   おらず、今回やっとかなったということに
   なります
   主要場面を通しでみる機会をつくりたいです

   会場をあとにする際、荷物用を持ってご移動の
   春野恵子さんがエレベーターのドアを開けてくださり、
   エレベーターでご一緒させていただけ感激です
   感じのよい、折り目正しい方で、思わずこちらも背筋がのびました

〈講談〉 旭堂南海
    山内一豊の妻
   登場早々から会場の笑いをどんどんと大きくしていく
   引き込み力はさすがですが
   テーマを明言せず、気付くと山内一豊の逸話であると
   いう、テンポと運びのうまさに唸りました

   昨年末出場した長浜オープンウォーター(残念ながら1500mレースを一周めの途中で棄権。。。)で
   訪れた長浜の街並みが舞台だったとは知りませんでした
   長浜の某店にもぜひ行ってみたいと思います

   会場が超満員だったので、早々の退却となり、
   南海先生にごあいさつできなかったのが心残りですが
   つぎの機会に直接お話しさせていただくようにします

    写真は、長浜、昨年8月風景、ご参考です


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