読書感想 「先輩が部下になったら」
knasada、もうすぐ54歳になります
この本は
knasadaが今後だんだんと
一担当としての仕事をしていければ、との
意識があり、
興味深く読みました
自身や、周囲で活躍されている先輩方のご様子から、
日ごろ、いろいろ考えるわけですが、
自分が一担当の立場で仕事をさせていただく際に
上に立っていただく方はやりにくいところもあるのかな、とは
うすうす考えていました
この本を読みまして、
年下の上司のもとで、居て欲しい人材と思われるにはどう行動すればよいか、
年上の部下にうまく動いていただくにはどうすればよいか、について
なるほど、そういうことかと、氷解した点が
たくさんありました
また、読み進めながら、
日ごろの課題として感じている、
先輩方の技能や知恵をどう伝承していくか、
についても、いろいろと考えさせられました
この本のスゴイところは
自身の行動や、周囲の状況を
身近に想起させてもらえる箇所が
各章にちりばめられていて
考えさせられながら読めること、と
筆者のご経験に裏打ちされた、表面だけじゃない深みのある考察や
アドバイスを味わえること、と
そういった内容が理屈に偏ることなくシンプルにわかりやすく説明されていくところ、
です
ぜひご一読をおすすめします
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一担当、部下となっていく立場で考えたこと:
65歳まで、70歳まで働いていく時代を迎えていくにあたり、
数年前からここを常に意識して行動してきているつもりなのですが、
頼りにされる、仕事をして欲しいと思われる、技能、仕事のすすめかた、処理能力を
備えている人、たり得るのか、また、時代の変化にあわせて求められる能力を身に着けて
いけるのか、ということに不安を抱えています
技能や能力の向上は、学びの場や独学を組み合わせて、挑戦していくとして、
いっしょに仕事をして欲しいと思っていただけるための行動や姿勢について、
この本に書かれていたことにしたがっていけばいいんだな、と安心がもてました
重ねて、の説明になってしまいますが、
knasadaのこのところ十数年の主な仕事は「営業」、
このあとも」営業」にかかわる分野で仕事をしていければ、
ということをすすめていくにあたり、この本に書かれていることは
行動や姿勢の指針になります
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上司の側の立場で考えたこと
幸いこれまでいろいろなフィールドでの機会に恵まれ、
35歳のころから今までの18年間のほとんどの期間を
チームや組織を率いる仕事に就かせていただいています
チームや組織のメンバーには、年上の方がおられる場合もありました
年上ゆえの遠慮や配慮や敬意ももちろんあったかもしれませんが
メンバーとなった方との関係や仕事のすすめかたや成果を出すといったことでの
困難や苦労は、実は、年齢に起因するものだけでなかったとの実感があります
部下となった方とうまく仕事をすすめていくということ自体が困難で、
年齢は、その上での一つのオプションのようなものかな、と。。。
そういう目で、この本を眺めますと、
実は、年齢のことも取り上げられながら、
年齢関係ない話としても有用、なのでした
そういって振り返ってみると、
自分が部下の立場で接していた上司の方々に対して
自分がどうだったか、いろいろ反省することが思い出されてきました
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雑多な感想ではありますが、
いろいろと考えさせてくれる本でした
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コメント
タイトルだけでも考えさせられるインパクトがありますね。たしかにどう使うかではなくどう使われるかなのだと思います。
投稿: 京終ひまお | 2016年3月 5日 (土) 09:02
きょうばてさん、何歳まで働けるかわかりませんが、心してのぞみたいです。一方で、早めに引退したい気持ちももちろんありますが。。。
投稿: knasada | 2016年3月 5日 (土) 21:47