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2019年1月20日 (日)

観賞日記 イタリア映画「道」

梅崎春生の短編に
「贋の季節」
というのがありまして

好きな作品です

Img_20190120_104631_427

なんで好きなのか?

哀しさ? 舞台設定?
滅び/終焉への静かな下降線?
登場人物?


終焉に向かいながらがわかっていても
交わされる言葉の数々が
響いたのかもしれません


贋の季節の舞台は
旅芸人の一座だったと思いますが
それにも通じるところのある、
名作「道」、
あらためて
全編を丁寧に拝見しました

1954年の作品だそうですから
敗戦後数年くらいのロケ撮影だったのでは、、と推測。。。


白黒映像ではありますが
哀しい色合いが感じられました

ニーノロータが放り込む音が悲哀をあおるのは
もちろんなのですが
無言映画とトーキーの中間のような無音の表情の長さも
音の効果を際立たせています


ニーノロータがラッパ好きなのか、
脚本にラッパがもともと織り込まれていたのか、
わかりませんが、

登場する小道具も魅力的です

ラッパは、ロータリーバルブにも見える平べったい側持ちのトランペット(コルネット?)、
伸縮式ではなくバルブ式のトロンボーン(バストランペット?)。
そして、よんぶんのいち(?)バイオリン、
太鼓。。。


有名なテーマ旋律は
ラッパで、バイオリンで、
声で、断片的に奏でられ、
最後のほうの足跡明かしにつながって
いきます

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終わりに向かってのモヤモヤ三連発(二連発?四連発?)、
このあたりが幸せの落ち着きどころ、というのを
通り越してしまう、現実(なわけないか。。。)の厳しさ/哀しさ、たまりません


選択肢は
いろいろ示されてたように
思います

生まれた家か旅か、
オート三輪か四輪車か、
芸を覚えての旅まわりか役に立ってるかわからぬままの旅か、
優しい旅芸人集団か二人旅か、
一ヶ所に落ち着くか旅か、
など


結局選ぶ道、選んだ道は一つだったのですが
その一つから二人が離れた時、
全ては終焉に向かってしまうのでした。。。


さらに その後はどうだったかのか は
さっぱりわかりません、モヤモヤ。。。


何度も見返してみたい映像でした
(なんと、昨年、日本で舞台化されてたのだとか、
 しりませんでした)

贋の季節、映像化したらよいのにと長年思って来ましたが
「道」が既にあるので、
かぶっちゃうところがあるなと
気づきました

このモチーフ、
梅崎春生が先だったのかフェリーニが先だったのかは、
気になるところです

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